ISAKは軽井沢にある全寮制の私立高校。
小林りんさんという方が2014年に設立したインターナショナルスクールで、先日1期生が卒業したことでも話題になっています。
そこで今回は、ISAKの評判や学費などについて見てきたいと思います。
ISAKの評判は?
ISAKは、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢の略で、長野県軽井沢に2014年に開校した私立の高校です。
日本では、通常4月に始業式、3月に卒業式がありますが、ISAKは日本では珍しく新年度が8月に始まり、6月に終わるそうです。
ISAKでは、「IB」と呼ばれる国際バカロレアのディプロマ課程を取得するなど、一般的な日本の高校とは、色々と異なる点があるようですが評判はどうなのでしょうか?
2014年の設立で、今年1期生の卒業式があったばかりということで、ISAKの口コミなどの評判はないようですが、ISAKに在籍している生徒からの評判は良いようです。
ただ、普通の高校とはかなり違うカリキュラムが組まれているようなので、生徒によって合う合わないがありそうですが・・・。
ISAKでは、学校側の生徒の勉強に関するプレッシャーが少ないそうなので、生徒の自主性や自己管理能力が問われるとも言われています。
ISAKの学費や奨学金は?
ISAKは、私立の高校なので国公立の高校に比べると学費は高くなります。
授業料が年間 272万円で、全寮制なので寮費が年間109万円で381万円。
また、施設費が年間30万円かかるので、合計で年間411万円の学費がかかるそうです。
その他にかかる費用としては、入学金が初年度だけですが60万円。
年間400万円以上の学費がかかるので、私立高校の中でもかなり学費が高いと思いますが、ISAKでは制服代や修学旅行代、更には塾代や通学費がかかりません。
でもやっぱり、ISAKの学費は他の高校に比べるとかなり高くなるようです。
ただ、ISAKでは日本人、外国人の学生に関係なく申請できる奨学金制度があるそうです。
ISAKの偏差値や入学時の倍率は?
ISAKは、海外からも多くの生徒を受けれ入れているそうですが、偏差値や入学時の倍率なども気になるところ。
まずは、ISAKの偏差値について調べてみたのです、インターナショナルスクールで「IB」という国際バカロレアのディプロマ課程の取得ができるなど、一般的な日本の高校とは異なるカリキュラムを実施しているからなのか、ISAKの偏差値に関する情報は見つからず。
インターナショナルスクールだから、日本の偏差値という概念がないのかもしれません・・・。
入学時の倍率は、4〜5倍と言われているそうです。
2014年に開校したISAKですが、1年目は定員50名で230名以上の応募がありました。
インターナショナルで、「IB」を取得できる日本の高校ということだからか、21カ国の生徒から応募があったそうです。
ISAKを卒業した後の進路は?
インターナショナルスクールのISAK。
卒業生の進路も、他の日本の高校とはかなり異なるようです。
当記事をご覧いただいた、ISAKの関係者の方からご連絡いただいたのですが、ISAK卒業後はアメリカとイギリスの大学に進学する生徒が比較的多いそうです。
ただ、ISAK卒業生の進路先がアメリカやイギリスだけという訳ではななく、ヨーロッパや日本、その他アジア圏の大学に進学する生徒も一定数いて、ギャップイヤーをとる生徒も1割いるそうです。
ISAK卒業生の多くが海外に進学するようですが、中には日本の大学に進学する卒業生もいるんですね。
日本の一般的な高校から海外の大学に留学するよりも、インターナショナルスクールのISAKから海外の大学に進学するほうが、留学先の学校の授業にもスムーズについていくことができそうです。