平慶翔(たいら けいしょう)氏は都民ファーストの会から東京都議選に出馬していますが、過去に横領や事務所のパソコンを隠し持つなどの不祥事を起こして下村博文の元秘書を実質解雇されていたことが発覚。
更に、「週刊文春」が報じた下村博文元文科相が加計学園から200万円の闇献金を受け取っていたとされるスクープの情報源である内部文書を持ち出した人物なのではという疑惑が持ちあがっているようです。
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下村博文元文科相の元秘書が闇献金疑惑の情報を持ち出していた?
「週刊文春」の報道によると下村博文元文科相が加計学園から200万円の政治献金を不正に受け取っていたという疑惑が持ち上がっています。
報道によると、加計学園が下村博文元文科相を支援する政治団体「博友会」が開いた政治資金パーティーのパーティー券100万円分を2回に渡り購入。
しかし、このこの支出が下村博文元文科相の政治資金収支報告書に記載されていなかったそうです。
この報道に対して下村博文元文科相は、事実に反するとして都議選の真っ只中に起きていることから意図的な選挙妨として名誉毀損などで「週刊文春」を告訴することを検討しているそうです。
更に、「週刊文春」が今回の報道の情報源とした内部文書が、下村博文元文科相を務めていた元秘書が持ち出した可能性が高いという見解も示し波紋を広げています。
平慶翔氏が闇献金疑惑の内部文書を漏洩?
下村博文元文科相の闇献金疑惑の内部文書を漏洩した元秘書が誰なのか気になるところですが、この元秘書は東京都議選に別の政党から出馬をしているんだとか。
どうやらこの下村博文元文科相の元秘書は、あの平愛梨さんの弟ということでも注目されている平慶翔(たいら けいしょう)氏である可能性が高いようです。
平慶翔氏の経歴をみると確かに以前下村博文元文科相の元秘書を務めています。
そして、秘書を辞めてその後都民ファーストの会から東京都議選に出馬。
東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に板橋区選挙区(定数5)から出馬する新人、平慶翔氏(29)が4日、同区内で事務所を開設した。平氏はサッカー日本代表の長友佑都選手と結婚した平愛梨さんの弟。この日は愛梨さんも駆けつけ、平氏とともに「頑張ろう」と声を張り上げた。
引用:http://www.sankei.com/
サッカーの長友選手と結婚した平愛梨さんの弟ということで、東京都議選に出馬が決まった時もそちらの方が注目されていましたが、平慶翔氏は過去に下村博文元文科相の元秘書を務めていましたが、秘書を辞めることになるような不祥事を起こしていたのでしょうか・・・?
平慶翔氏は不祥事(横領)で下村博文の秘書を解雇されていた?
平慶翔(たいら けいしょう)氏は、都民ファーストの会から東京都議選に出馬する準備のために下村博文元文科相の秘書を辞めたのかと思っていたら、どうやら不祥事で実質解雇のような状況だったようです。
下村博文元文科相自身が、今回の闇献金疑惑報道に対して開いた会見で、元秘書について言及しています。
平慶翔氏が事務所のお金を使い込んだからクビになったと報道されていることに関して、下村博文元文科相は本当であることを認めています。
一方の平慶翔氏は、この横領疑惑について否定しているようですが下村博文元文科相は平慶翔氏本人が書いた上申書があるので平慶翔氏が嘘をついているのは明確であるとしています。
更に、会見では平慶翔氏が退職したのは事務所のお金を使い込んだ横領だけでなく、事務所のパソコンを隠し持っていたことが発覚しているんだとか。
業務を妨害していたとして、これについても上申書に記載されているようです。
記者会見では、この上申書も記者たちに配布されているので今後この上申書の詳しい内容も出てくるかもしれません。
「週刊文春」に漏洩した内部文書はデジタルデータ。
下村博文元文科相は、平慶翔氏が事務所のパソコンを隠し持っていたことがあることから平慶翔氏が内部文書を漏洩した可能性が高いと考えていると話しています。
また、平慶翔氏が内部文書を漏洩していた場合、刑事告訴も検討しているそうです。
平慶翔氏のプロフィールや経歴は?
「週刊文春」が下村博文元文科相の闇献金疑惑を報じた時は、下村博文元文科相の進退問題に発展するのではと思いましたが、ここにきて事態は一変。
平慶翔氏が下村博文元文科相の秘書時代に内部文書を漏洩し、しかも横領と事務所のパソコンを隠し持つなどの業務妨害をしていた過去が明らかに・・・。
平愛梨さんの弟で、20代で都議選に出馬するなど注目されていましたが、刑事告訴される可能性が出てきました。
平慶翔氏がどんな人物なのか気になったので、最後に平慶翔氏のプロフィールと経歴をさらっと見ていきたいと思います。
平慶翔(たいらけいしょう)
- 生年月日:1987年8月6日
- 年齢:29歳
- 出身地:兵庫県神戸市
- 血液型:O型
- 出身大学:国士舘大学
平慶翔氏は、1987年生まれで現在29歳。
不動産会社経営者の父親と税理士の母親の元に生まれた6人兄弟の4番目。
先日サッカーの長友選手と結婚した平愛梨さんは姉。
ということは、長友選手は平慶翔氏の義理のお兄さんということになります。
そして、最近テレビでもよく見る平祐奈さんが妹。
平慶翔氏は神戸の出身ですが、中学生の時に上京して中学2年生から一人暮らしをしていたんだとか。
中学、高校時代は芸能活動を行っていて、TBS系の3年B組金八先生にも園上征幸役で出演したことがあります。
しかし、国士舘大学に進学するタイミングで芸能活動は終了。
国士舘大学を卒業後に、下村博文元文科相の秘書となりましたが、上記の通り横領などが明るみになり実質解雇。
なぜ実質解雇かというと、表向きは実家の不動産業を継ぐためと円満退職となっているそうです。
もしかすると、下村博文元文科相が平慶翔氏の将来を考えて解雇ではなく円満退職としてあげたのかもしれません。
その後、自民党ではなく東京都議選に対峙すると都民ファーストの会から出馬している時点で恩を仇で返しているような気もしますが・・・。
更に、今回「週刊文春」に内部文書を漏洩していたのが本当に平慶翔氏だとすると、ちょっと人格を疑ってしまいます。
平慶翔氏は、大学卒業後に結婚していて子供も一人いるそうなので、今回の事態を子供や奥さんになんと説明するのでしょうか・・・。
下村博文元文科相が刑事告訴をするのかなど、これからの展開が気になりますので今後の報道に注目していきたいと思います。
と思っていたら、平慶翔氏は下村博文元文科相の内部文書を漏洩したことを否定。
更に、下村博文元文科相側が証拠として挙げている上申書も筆跡が自分のものではないと否定。
下村博文元文科相と平慶翔氏の言い分が完全に異なりますが、今後新たな展開を迎えることになるのでしょうか?