
ルイスネリー(メキシコ)がボクシングWBC世界バンタム級王者山中慎介の次の対戦相手に決まりました。
以前から山中慎介とルイス・ネリーを待ち望んでいたボクシングファンも多いことからも分かりますがルイス・ネリーはなかなかの難敵。
そこで今回は、8月15日に京都で行われる山中慎介のV13戦の対戦相手に決まったルイス・ネリーの戦績やランキングと動画などをまとめてみました。
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ルイス・ネリーのプロフィール
山中慎介は3月2日に対戦したカルロス・カールソン相手に7R目にTKO勝利を収めて12回めの防衛に成功。
日本の最多防衛記録は、具志堅用高の持つ13回。
次の試合に勝てば、日本の最多防衛記録に並びますが次の対戦相手に決まったルイスネリーはなかなかの難敵のようです。
ルイス・ネリーが山中慎介の対戦相手に決まる前からボクシングファンの間では2人の試合を期待する声が多かったようです。
それだけルイス・ネリーが強敵であることが分かりますが一体どんな選手なのでしょうか?
まずは、ルイス・ネリーのプロフィールから見ていきましょう。
ルイス・ネリー
- 本名:ルイス・エステバン・ネリー
- 生年月日:1994年12月12日
- 年齢:22歳
- 出身:メキシコ ティファナ
- 身長:163cm
- リーチ:
- スタンス:サウスポー
- 階級:バンタム級
- デビュー:2012年5月5日
ルイス・ネリーは、1994年生まれで現在22歳。
若いですね〜。
対戦相手の山中慎介が1982年生まれの34歳ということで、ちょうど一回りも年上。
単純なスタミナという面では12歳も若いルイス・ネリーに分がありそうです。
ルイス・ネリーの身長やリーチを調べてみたのですが、なぜか海外のサイトでも公表されていないようです。
写真から165cmくらいなのではと推測している情報があったのですが、コメント欄からルイス・ネリーの身長が163cmという情報をいただきました。
ちなみに、対戦相手の山中慎介の身長は171cmでリーチが177cmとなっています。
ルイス・ネリーの身長が163mであれば、山中慎介との身長差が8cmもあるので接近戦を仕掛けてくる可能性もありそうですね〜。
山中慎介との試合が近づくにつれ、ルイス・ネリーの情報も色々と出てくると思うのでルイス・ネリーの身長やリーチについても新しい情報があれば追加していきたいと思います。
ルイス・ネリーの戦績やランキングは?
山中慎介の次の対戦相手に決まったルイスネリーは若干22歳の若さで世界タイトルマッチに挑戦する若い選手。
これまでの戦績が気になったので調べてみたところ、これまで無敗の成績を誇っています。
ルイス・ネリーの戦績は23戦23勝(17KO)0敗0分け。
23勝のうち17試合をKO勝ちしていて、KO率も74%。
これまでの対戦はすべてメキシコ国内ので戦ってきたルイス・ネリーは、今回が初の世界戦ですが、戦績も見ても決して侮れない相手と言えそうです。
対するチャンピオン山中慎介の戦績は、29戦27勝(19KO)0負け2分。
27勝のうち19試合でKO勝ちを収めていて、KO率は66%。
神の左と言われる得意の左ストレートで相手を仕留めている印象が強いので、KO率はもっと高いのかと思ったのです、KO率だけで言えばルイス・ネリーの方が高いです。
二人のデータを見ていて気になったのはラウンド数。
山中慎介の総ラウンド数は202。
対するルイス・ネリーの総ラウンド数は96。
試合数が山中慎介が29戦でルイス・ネリーが23戦と山中慎介の方が6試合多いですが、山中慎介のラウンド数はルイス・ネリーの倍以上。
このラウンド数をみたところルイス・ネリーがどれだけ早いラウンドでこれまで試合を終わらせてきたのかが分かります。
ルイス・ネリーは今回初めて世界タイトルマッチを戦いますが、山中慎介はこれまで多くの世界戦を戦ってきているので一概にラウンド数で判断はできないかもしれませんが、やはりルイス・ネリーはなかなか手強そうですね〜。
ルイス・ネリーの動画
ルイスネリーがどんなボクシングをするのでしょうか気になったのでルイス・ネリーのここ最近の試合の動画を集めてみました。
ルイス・ネリー VS ホセ・マルティネス
これは、今年の3月に行われたコロンビアのホセ・マルティネス戦の動画。
この試合は、ルイス・ネリーが4回終了TKO勝ちを収めています。
ルイス・ネリー VS Raymond Tabugon
これは、2016年の12月に行われた対Raymond Tabugon戦の動画。
この試合でも終始相手を圧倒したルイス・ネリーが4回TKO勝利。
最後の4ラウンド目は、相手は防戦一方でいつルイス・ネリーが相手を圧倒しています。
ルイス・ネリー VS Richie Mepranum
これは、2016年の10月に行われたRichie Mepranum戦の動画。
この試合はルイス・ネリーが序盤から相手を圧倒し、2回TKO勝利を収めています。
ルイス・ネリーと山中慎介の試合予想は?
ここ最近の3試合の動画をみたところ、4R、4R、2Rと試合の序盤で相手を仕留めているルイスネリー。
動画を見た印象ですが、ルイス・ネリーはチャンスと見ると一気に畳み掛けるようにパンチを繰り出してくるので山中慎介との対戦でもルイス・ネリーのパンチが当たって山中慎介が一瞬でも怯むようなことがあると、ルイス・ネリーが一気にラッシュしてくるという可能背もありそうです。
ただ、ルイス・ネリーはディフェンスがそこまで得意という訳ではないようなので、これまで数々のダウンを奪ってきた神の左と言われる山中慎介の左ストレートが決まれば、逆に早いラウンドで山中慎介が勝つ可能性もありそうです。
年齢的には、ルイス・ネリーが12歳も若いのでスタミナでは有利な気もしますが、ルイス・ネリーは比較的早いラウンドで試合が終わることが多くあまり長いラウンドを経験していないようです。
一方の山中慎介は、12Rまでもつれ込む試合を何度も経験しているので年齢からくる体力的な衰えを心配する声もありますが、12R戦い抜くすべを知っているのでラウンドが長引くことで山中慎介が不利になるということもなさそうです。
なので、序盤で決着がつかずに試合が終盤まで長引くことがあれば、経験値的にも山中慎介が優位に立ちそうですが、試合の序盤でルイス・ネリーが一気に畳み掛けるような展開にもちこめれば早いラウンドでルイス・ネリーが勝つという可能性もありそうです。
日本人としては、山中慎介が勝って具志堅用高の持つ最多防衛記録に並んで欲しいですがどうなるか・・・。
まとめ
フリオ・セサール・チャベスをはじめ、メキシコは数多くの世界チャンピオンを輩出してきたボクシング大国。
そんな、メキシコ出身のルイスネリーも祖父やおじがボクシング選手だったそうです。
幼い頃からボクシングを見て育ち、子供の頃からプロのボクサーになると決めていたというルイス・ネリーは、19歳でプロデビューしそこから一度も負けることなく今回の山中慎介戦に臨みます。
まだ若い選手ですが勢いがあるので、チャンピオン山中慎介が負けるとすれば、このルイス・ネリーなのではとも言われているようです。
ただ、日本人としては山中慎介が得意の左ストレートでKO勝ちするところをみたいですね〜!
8月の試合が今から楽しみですね〜!
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See ya!
ネリーの身長ですが、あるところで163cmと書いてあるのを見たことがあります。動画の印象では165cmぐらいに見えますが、せいぜいそのくらいと言うことでしょう。これは結構重要なことで、山中は届くがネリーは届かないという「物理的距離」が存在することになります。山中が相打ちに持ち込めるかどうかがポイントでしょう。
kagemaruさん、コメントありがとうございます!
ネリーの身長は163cmだったんですね。
記事に追記させていただきました!