
数学者というと映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のマットデイモンが演じた天才数学青年やラッセル・クロウが「ビューティフル・マインド」で演じた天才数学者を思い浮かべますが、日本にも天才数学者がいたんですね〜!森重文さんは現役の大学教授で、あの林修予備校講師からも天才数学者として慕われているそうです。今回はそんな森重文さんについてまとめてみました。
Contents
天才数学者の森重文さんの経歴や教えている大学は?
まず日本が世界に誇る天才数学者、森重文さんは何を評価されて数学のノーベル賞と言われているフィールズ賞を受賞したのでしょうか?
また、どこの大学を卒業し、現在はどこの大学で教えているのでしょうか?
気になる答えは全てプロフィールの中!
ということでまずは、森重文さんのプロフィールを見てみましょう。
生年月日:1951年2月23日
出生地:愛知県名古屋市
国籍:日本
研究分野:数学
研究機関:京都大学・名古屋大学
出身校:東海中学校・高等学校・京都大学博士課程
指導教員:永田雅宜
主な業績:代数幾何学
影響を受けた人物:広中平祐
主な受賞歴:フィールズ賞(1990年)・コール賞(1990年)
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/森重文
森重文さんは、1975年に京都大学博士課程修了後、一度京都大学理学部助手となりますが、1977年には、あのハーバード大学の助教授の職に就いています。
ハーバード大学で助教授をしていた1978年には「接束が豊富なら射影空間である」というハーツホーンの予想を解決した論文を発表し、その論文で発表された技法をさらに進化させた「端射線の理論」を1982年に発表したそうです。
と言っても、NARUHEYは計算は常にスマホか計算機でやるほど数字が大の苦手なので、ハーツホーンの予想?端射線の理論??ナニソレオイシイノと頭がショートした言葉を発してしまうくらい、正直まったく知りませんでした。
簡潔に言うと、森重文さんが数学の難題を解くすげー論文を発表し、その論文をさらにレベルアップした理論を数年後に発表し世界中からすげーって高く評価されたってことだと思います・・・。
誰か数学が得意な方教えてください!
ハーバード大学の助教授としての契約期間終了後は、名古屋大学や京都大学で教授として教鞭をとり、更にはコロンビア大学の客員教授の職にも就いていたことがあるそうです。
いや〜
すごいですね。
数学音痴のNARUHEYでも知ってるような有名大学の教授職を歴任されていますね〜
森重文さんは、1990年に数学のノーベル賞と言われているフィールズ賞とアメリカ数学会から贈られるコール賞を受賞し日本が誇る天才数学者として、世界的にも名が知られる存在なんだそうです。
フィールズ賞についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
> フィールズ賞の日本人や女性の受賞者は?賞金や年齢制限も調べてみた
実はそんな森重文さんのフィールズ賞受賞を高校の頃から予言していた人物がいるんだとか。
森重文さんの数学に対する天才ぶりは高校の頃から注目を集めていたみたいで、森重文さんの高校時代の数学教師は森重文さんが卒業してからも「彼はやがてノーベル賞を受賞する」と言い続けていたそうです。
実際には、森重文さんはノーベル賞は受賞していませんが、フィールズ賞は数学のノーベル賞と言われているので、ある意味この高校時代の数学教師の予言は的中したことになりますね〜
高校時代からノーベル賞をとると言われていた森重文さん、他にも色々と逸話がありそうですね〜
森重文さんの天才エピソードが話題
ちょっと気になったので調べてみたら、天才数学者の森重文さんには、まさに天才というようないろんな逸話や天才エピソードがわんさか。
全部取り上げるとキリがないので、ここではいくつか厳選して紹介したいと思います。
天才エピソード1:天才は受験雑誌の学力コンテストで1年間ほぼ連続満点!
森重文さんがまだ高校生だった頃、「大学への数学」という受験雑誌の学力コンテストに参加していたそうですが、その解答がほぼ毎回満点で、雑誌の編集部も毎回森重文さんから解答が送られてくるのを毎回楽しみにしていたそうです。
天才エピソード2:天才は数学書を読むのも天才的に早い!
学生時代に数学教授からオススメの数学書を渡されると、どんなに分厚い本でも1〜2ヶ月で読み終えて、教授の方が次にどんな本を勧めるべきなのか迷ってしまうくらい数学書を読むのが異常に早い学生と有名だったそうです。
天才エピソード3:100点満点のテストで120点を獲得し続けた!
森重文さんがまだ大学生だった頃、難題ばかり出す先生がいたそうです。
しかもこの先生、なかなか満足できない先生だったらしく普通の回答を書いて全問正解でも80点しか与えなかったそうです。
100点満点のテストで満点で80点しかもらえないって、まったくもって意味が分かりませんが、100点を取るにはプラスアルファの何かがある回答を書かなければいけなかったそうです。しかし、そんなことは森重文さんには関係無かったようで、この意地悪先生のテストでも毎回120点を取り続けていたそうです。
100点を取ることが難しいとされていたテストで毎回120点を取るという離れ業。
やはり天才は見ている景色が違うのかもしれませんね。
森重文さんは結婚相談所を通して結婚していたというエピソードも
数学にまつわる天才エピソードも興味深いですが、森重文さんの結婚にまつわる話も興味深いですよ。
森重文さんは、結婚していて嫁さんもいますが、その嫁さんとはなんと結婚相談所を通して知り合ったそうです。
森重文さんは学者さんの割には整った顔立ちをしているので(学者=かっこよくないみたいな感じでちょっと偏見のあるような言い方になってしまいますが・・・)若い時はモテたんだろうなと思っていたのでこれは意外でしたね〜
もしかすると学生時代から数学に没頭し過ぎて普通に恋愛する機会がなかったのかもしれませんね・・・。
ちなみに、森重文さんは結婚相談所を通して知り合った嫁さんとお見合いした時に、名古屋にある特に何の変哲もない普通の公園に連れていき、なぜかその間一言も喋らなかったそうです・・・。
無言デートとは斬新ですね・・・。
森重文さんは、そんな普通の公園無言デートだったにもかかわらず、結婚を実現するという離れ業をやってのけたそうです。
まとめ
森重文さんの天才数学者ならではのエピソードを聞くと、何か大きな事を成し遂げる人は若い頃からその才能の片鱗を見せているんですね〜
特に高校時代の数学の先生が森重文さんが卒業した後もずっと「彼はいつかノーベル賞を取る」と言い続けていたというのが印象深いですね〜
ちなみにフィールズ賞についてはこちらの記事で詳しく紹介しているのでこちらの記事もどうぞ。
> フィールズ賞の日本人や女性の受賞者は?賞金や年齢制限も調べてみた
See ya!