沼田真佑(ぬまたしんすけ)さんの「影裏(えいり)」が芥川賞、佐藤正午(さとうしょうご)さんの「月の満ち欠け」が直木賞に選ばれたというニュースが入ってきました。
芥川賞に選ばれた沼田真佑さんは一体どんな方なのでしょうか?
沼田真佑さんの「影裏」が芥川賞に選出!
先ほど、日本文学振興会主催の第157回芥川賞と直木賞の選考会が東京の築地にある「新喜楽」という料亭で開かれて、芥川賞に沼田真佑さんの「影裏(えいり)」、直木賞に佐藤正午さんの「月の満ち欠け」が選ばれたというニュースが入ってきました。
芥川賞に沼田真佑さん 直木賞に佐藤正午さん
第157回芥川賞と直木賞の選考会は19日、東京・中央区で開かれ、このうち芥川賞は沼田真佑さんの「影裏」、直木賞は佐藤正午さんの「月の満ち欠け」が選ばれました。
引用:http://www3.nhk.or.jp/
沼田真佑さんプロフィール
芥川賞を受賞した沼田真佑さんという方はこれまでに聞いたことがなかったのですが、一体どんな方なのでしょうか?
沼田真佑さんは今回芥川賞を受賞した「影裏」がデビュー作ということで、あまり情報がありませんが、現段階で分かっている情報をまとめてみたいと思います。
沼田真佑(ぬまたしんすけ)
- 生年月日:1978年?月?日
- 年齢:38歳
- 出身地:北海道小樽市
- 出身大学:西南学院大学
沼田真佑さんは、1978年生まれで現在38歳。
北海道小樽市の出身ですが、大学は九州の大学に進学。
福岡県にある西南学院大学という私立の大学を卒業しているそうです。
九州出身の人にとっては馴染みのある大学からもしれませんが、全国的にはあまり知られていないかも。
この大学の卒業生にどんな方がいるのか気になったので調べてみたところ、2015年に「流」という作品で直木賞を受賞した作家の東山彰良さんも西南学院大学の出身でした。
他に有名人がいないか調べてみたところ、芸能リポーターの井上公造さんも西南学院大学を卒業しているようです。
沼田真佑さんの経歴は?
38歳という若さでの芥川賞を受賞した沼田真佑さんですが、西南学院大学を卒業後は福岡で塾講師などをしていたそうです。
そして、盛岡出身の父親が盛岡市に家を建てたタイミングで沼田真佑さんも盛岡に引っ越し、現在も盛岡市で塾講師などのアルバイトをしながら執筆活動をしているそうです。
今回、芥川賞を受賞した「影裏」は、文芸春秋主催の第122回文学界新人賞も受賞しているそうですが、この作品が沼田真佑さんのデビュー作なんだそうです。
デビュー作でいきなり文芸誌の新人賞と芥川賞の受賞という快挙を達成した沼田真佑さん。
ちなみに、文芸春秋の文学界新人賞の賞金は50万円と記念品(万年筆)。
芥川賞は、正賞として懐中時計、副賞として100万円。
芥川賞の賞金がもう少し多いのかと思っていたので100万円というのが少し意外。
デビュー作で2つの賞を受賞した沼田真佑さん。
現在もアルバイトをしながら小説を執筆しているそうですが、芥川賞を受賞したことで、今後は専業の作家として小説を執筆することになるのでしょうか?
沼田真佑さんの今後の作品にも注目が集まりそうです。
芥川賞の「影裏」はどんな小説?
今回、芥川賞を受賞した沼田真佑さんの「影裏」。
どんな小説なのか気になります。
NARUHEYもまだ読んでいないのですが、ニュースサイトに「影裏」の紹介文がありました。
この作品は、盛岡市の会社に異動してきた男性が主人公で、元同僚の釣り仲間との交遊を、岩手県のみずみずしい自然を背景に描いた作品です。東日本大震災をきっかけに浮かび上がる釣り仲間の新たな側面や、主人公の思いなど、とらえどころのない多面的な人間の姿が描かれています。
引用:http://www3.nhk.or.jp
沼田真佑さんは、東日本大震災でテレビで流れていた津波が街を飲み込む映像を見て衝撃を受けたそうですが、この作品でも被災地の様子が描かれているそうです。
まとめ
沼田真佑さんの「影裏」が芥川賞を受賞したということで、沼田真佑さんがどんな方なのか気になって調べてみましたが、この作品がデビュー作ということもあり、沼田真佑さんについての情報はまだあまりないようです。
沼田真佑さんがどんな方なのか今後明らからになってくると思いますので何か新しい情報があれば追加していきたいと思います。
See ya!