「新世紀エヴァンゲリオン」などの人気作品に参加したアニメーターの増尾昭一さんが亡くなったというニュースが入ってきました。
アニメーターの増尾昭一さんが死去
先ほどアニメーターとして活躍した増尾昭一さんが亡くなったというニュースが入ってきました。
「新世紀エヴァンゲリオン」などに主要スタッフとして参加したアニメーター、アニメーション演出家の増尾昭一氏が24日午前11時36分、死去した。57歳。病気療養中だった。26日、所属のスタジオカラーが発表した。
スポニチアネックス
増尾昭一さんは、テレビアニメの「新世紀エヴァンゲリオン」や「ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ」の作品に参加するなど人気のアニメーターでしたが、7月24日に57歳の若さで亡くなったそうです。
増尾昭一さんの死因は?
57歳という若さで亡くなったアニメーターの増尾昭一さん。
まだ57歳だったこともあり、なぜ亡くなったのか気になっている人も多いようですが死因については、今のところ明らかにされていません。
所属していたスタジオカラーの発表によると、増尾昭一さんは以前から病気で療養中だったそうですが、どんな病気で療養中だったのかも公表されていないようです。
増尾昭一さんの経歴は?
増尾昭一さんは、1960年2月24日生まれ。
東京都の出身で、東京デザイナー学院を卒業後にスタジオジャイアンツに所属していましたが、その後独立しフリーランスのアニメーターとして活動。
1984年に公開された「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」でエヴァンゲリオンの庵野秀明さんと知り合い、西島克彦さんや伊藤浩二さんと共にフリーのアニメーターが集まる「グラビトン」という作画スタジオを設立。
増尾昭一さんは、「グラビトン」としての活動がいつまで続いたのか分からなかったのですが、その後ガイナックスに移籍し、2006年からスタジオカラーに所属していました。
前途の通り、増尾昭一さんは、以前から病気で療養中でしたが7月24日に病気で亡くなりました。
増尾昭一さんの参加作品は?
増尾昭一さんは、1995年から1996年にかけて放送されたテレビアニメの「新世紀エヴァンゲリオン」で原画と演出を担当するなど、「エヴァンゲリオン」シリーズの主要スタッフとして参加していましたが、「エヴァンゲリオン」以外ではどんな参加作品があるのでしょうか。
テレビアニメ
- 1998年:彼氏彼女の事情
- 2001年:ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説
- 2002年:最終兵器彼女
- 2002年:円盤皇女ワるきゅーレ
- 2008年:我が家のお稲荷さま。
- 2008年まかでみ・WAっしょい!
- 2013年:宇宙戦艦ヤマト2199
劇場アニメ
- 1988年:AKIRA
- 1991年:月光のピアス ユメミと銀のバラ騎士団
- 1998年:劇場版ポケットモンスターシリーズ
- 2001年:映画犬夜叉 時代を越える想い
- 2002年:パルムの樹
- 2009年:仏陀再誕-The REBIRTH of BUDDHA
増尾昭一さんが原画を担当した作品を調べてみたところ、「エヴァンゲリオン」シリーズ以外に上記のような作品の原画を担当していることが分かりました。
増尾昭一さんというと「エヴァンゲリオン」というイメージが強いですが、「ポケットモンスター」や「宇宙戦艦ヤマト2199」の原画も増尾昭一さんが担当していたんですね。