ジェネビーブボンペッツィンガー(洞窟)の経歴や年齢は?結婚した夫も古人類学者?

    ジュヌヴィエーヴ・フォン・ペツィンガー(古人類学者)

    古人類学者のジェネビーブ・ボン・ペッツィンガー(Genevieve von Petzinger)さんは、2016年のナショナルジオグラフィックの「エマージング・エクスプローラー」に選ばれ、TBS系の「世界ふしぎ発見!」でも特集されました。今回は洞窟壁画の古代人の暗号を解読しているという古人類学者のジェネビーブ・ボン・ペッツィンガーさんについてまとめてみました。

    Sponsored Links

    ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガーさんのプロフィール

    それでは、まずはジェネビーブ・ボン・ペッツィンガーさんのプロフィールを見てみましょう。

    ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガー(古人類学者)

    出典:https://www.ted.com/

    ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガー(Genevieve von Petzinger)
    国籍:カナダ
    職業:古人類学者
    出身校:ヴィクトリア大学
    参考:https://www.ted.com/

    ジェネビーブさんはカナダ人の古人類学者

    日本では、あまり知られていませんが、ヨーロッパの洞窟に描かれた壁画の暗号を解読したことで世界中で注目されているそうです。

    考古学者と聞くと年配の学者を想像してしまいますが、ジェネビーブさんはまだけっこう若そうですね。

    何歳くらいなのかなとジェネビーブさんの年齢が気になったのですが、年齢は公表してないみたいで分かりませんでした。

    ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガーさん経歴は?

    ジェネビーブさんは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州のビクトリアにあるヴィクトリア大学で古人類学を学びました。

     

    今から1万〜4万年前の氷河期と言われている時代にヨーロッパの古代人が描いたとされる洞窟壁画に抽象的な形、幾何学記号がたくさん見つかっているそうです。

    古人類学の中でも特にこの幾何学記号に興味があったジェネビーブさんは、この幾何学記号の研究に取り組みました。

    なぜ、ジェネビーブさんが幾何学記号の研究に興味があったかというと、なんとジェネビーブさんのおばあちゃんが第二次世界大戦中に暗号を解読する諜報員だったそうです。

    そのため、ジェネビーブさんは小さい時におばあちゃんと諜報員が使っていた暗号解読をして遊んでいたそうです。

    小さい時から暗号を使って遊んでいたジェネビーブさんにとって幾何学記号の研究をするのは、本当に楽しいことなんだそうです。

    ジェネビーブさんがが幾何学記号の研究に取り組んだ当初、どれくらいの種類の幾何学記号があるのかといった詳しいデータはなかったそうです。

    そこで、ジェネビーブさんはまず、ヨーロッパの洞窟で発見されている幾何学記号をデータベース化する作業に取り掛かりました。

    ジェネビーブさんは、2年間かけてヨーロッパのフランスやスペインなどにある合計52の洞窟を調査。

    さまざまな洞窟を回って得た情報をまとめてみるとなんと、いくつかのイレギュラーな幾何学記号を除くと、たった32個の幾何学記号しか使われていないことを発見したのです。

    これらの洞窟は今から1万年から4万年前に作られたと考えられていますが、1万年から4万年の期間にたった32個の幾何学記号しか使われていなかったのです。

    ジェネビーブさんが発見した32の幾何学記号

    ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガーが発見した32の幾何学記号

    出典:https://twitter.com/johnmaeda

    ジェネビーブさんが発見した幾何学記号の一覧をみると、「#」、「☓」、「♡」や手の記号などがありますね〜!

    これって、普段私達が使っている絵文字と同じです。

    今から1万年以上も前に現在私達が絵文字として使っているものと同じものが使われているとは・・・。

    更に、ジェネビーブさんが調査を続けた結果、インドネシアやオーストラリアでも同様の幾何学記号が使われていたことも分かったそうです。

    このようなジェネビーブさんの研究は、世界中で高く評価されていて、TEDのシニア・フェローにも選出されるなど注目を集めています。

    Sponsored Links

    結婚した夫も考古学者?

    ジェネビーブさんがヨーロッパの洞窟を調査していた際、一緒に同行していたのが夫のディランさん。

    一緒に洞窟を調査していたということなので、ジェネビーブさんと同じように夫も考古学者なのかと思ったら、ディランさんはカメラマンでプロジェクトの撮影を担当していたそうです。

    今から1万年〜4万年も前の洞窟に描かれた幾何学記号の謎を解読して注目されたジェネビーブさんですが、2年間かけて52もの洞窟を調査するのはなかなか大変そうです。

    ちなみに、この2年間で夫のディランさんとそれぞれ300時間以上も洞窟の中で過ごしていたそうです。

    まとめ

    1万年以上も前に描かれた幾何学記号はもしかすると、現代人がメールやLINEなどで頻繁に使う絵文字の氷河期バージョンなのかもしれませんね〜!

    今回、ナショナルジオグラフィックの「エマージング・エクスプローラー」に選ばれたことで、研究資金の調達も少しはやりやすくなりそうなので、ジェネビーブさんには今後さらに新しい発見をしてくれることを期待したいですね。

    「世界ふしぎ発見!」で特集されたエマージング・エクスプローラーや折り紙顕微鏡の記事

    > 河江肖剰(かわえゆきのり)は結婚して家族もエジプト?経歴や年齢も気になる!

    > 折り紙顕微鏡の購入方法や値段は?組み立て方や使い方も調べてみた!

    > ジェネビーブ・ボン・ペッツィンガー(洞窟)の経歴や年齢は?結婚した夫も古人類学者?

    See ya!

    Sponsored Links

    おすすめの記事

    SNSでもご購読できます。

    コメントを残す

    *