エジプト考古学者の河江肖剰(かわえ ゆきのり)さんが、2016年のナショナルジオグラフィックの「エマージング・エクスプローラー」に選ばれました。TBS系の「世界ふしぎ発見!」でもお馴染みの河江肖剰さんですが、どんな人なのでしょう?今回は河江肖剰(かわえゆきのり)さんについて調べてみました。
河江肖剰さんのプロフィール
エジプトの考古学者というこの人を思い浮かべる人も多いと思います。
「世界ふしぎ発見!」でもよく出ていた吉村作治さんですが、最近はエジプトと言えば河江肖剰さんが出演することが多くなってきました。
ということで早速ですが、河江肖剰さんのプロフィールを見てみましょう。
河江肖剰(かわえ ゆきのり)
生年月日:1972年?月?日
出身地:兵庫県宝塚市
学歴:カイロ・アメリカ大学 エジプト学科卒業参考:http://www.tokyo-np.co.jp/
エジプト考古学者の河江肖剰さんは兵庫県宝塚市の出身。
父親はガソリンスタンドを経営していて、母親はヨガの先生で興味があることには集中して取り組む人だったそうです。
仕事熱心だった父親は、「失敗してもいいから興味を持ったことはとことんやるべし」という考えで、河江肖剰さんは中学生の頃テレビでピラミッドの特集を見てピラミッドの魅力にはまりました。
高校に進学した河江肖剰さんは古武道と空手にはまり、週5日も道場に通っていたこともあるそうですが、自分が興味があるのはやっぱりピラミッドということで、両親の助言もあって高校卒業後にアルバイトで貯めたお金で一人でエジプトに向かいます。
10代で言葉の分からない国に一人で行く度胸と行動力が凄いですね〜。
河江肖剰さんの経歴は?
今はエジプト考古学者として活躍している河江肖剰(かわえ ゆきのり)さんですが、最初は現地の言葉も分からず、街でお金を騙し取られたりといった経験もしたそうです。
エジプト着いたばかりころは、慣れない現地の生活に苦労したそうですが、徐々にエジプトでの生活も慣れていき日本人観光客のガイドなどをしつつ、地元で奨学金をもらったりしてお金を工面したそうです。
カイロ・アメリカ大学ではもちろん、ピラミッドについて学ぶためにエジプト学科を専攻。
ピラミッドの研究に没頭していった河江肖剰さんは、大学に在学していた時から数々の発掘作業に携わっていきます。
少しずつ実績を積むことで、まわりの人からの信頼も得て、調査グループの区画長を務めるまでなったそうです。
大学を卒業した河江肖剰さんは、ピラミッド研究の第一人者であるマーク・レーナー博士のチームに加わって、ギザでの発掘調査に10年以上携わったり、最近では多国籍産学共同プロジェクトのメンバーとして、エジプトの世界遺産の1つであるメンフィス地区で、巨石建造物の3D計測にも取り組んでいるそうです。
2016年のナショナルジオグラフィックの「エマージング・エクスプローラー」に選ばれた河江肖剰さんですが、エジプトでの研究が評価されてその他にも
- Ahmed Fakry賞
- Human Social Science賞
などを受賞しています。
2012年には名古屋大学の歴史学の博士号も取得しています。
河江肖剰さんは、本も複数執筆していて2016年にはピラミッド初心者にもわかりやすくピラミッドの魅力が伝わるような「河江肖剰の最新ピラミッド入門」といった本も出版しています。
結婚して家族もエジプトにいるの?
河江肖剰(かわえ ゆきのり)さんは、エジプトで知り合った日本人の奥さんと結婚。
奥さんは、河江肖剰さんの研究を献身的にサポートしてくれたそうですが、8年前に病気で亡くなったそうです。
河江肖剰さんは亡くなった奥さんとの間に3人の息子さんがいるそうですが、河江肖剰さんが日本とエジプトを行き来する生活のため、奥さんのお母さんと河江肖剰さんのお母さんが子育てを手伝ってくれるなど家族で河江肖剰さんをサポートしてくれているそうです。
まとめ
河江肖剰(かわえ ゆきのり)さんは、両親が自分を信じてやりたいことをやらせてくれたように、今はまだ小学生と中学生の息子さん達が自分のやりたいことを見つけたら全力でサポートしたいと言っているのが印象的でした。
ナショナルジオグラフィックの「エマージング・エクスプローラー」に選ばれ、ますます注目されていくと思うので、今後の河江肖剰さんの活躍に期待しましょう。
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