
みなさん、ドイツの民謡音楽のヨーデルを知ってますか?おじさん達が短パンにサスペンダーを付けた衣装でヨーレローレロヒホーって歌うアレです。今回はドイツで一番有名な日本人と言われるヨーデル歌手の石井健雄さんについてまとめてみました。
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ヨーデル歌手石井健雄さんの経歴は?
ヨーロッパで活躍するヨーデル歌手の石井健雄さんは、1947年の3月3日生まれ。
ご両親は東京で麺乾燥機の製造工場経営していて石井健雄さんも高校卒業後は父親の工場を継ぐため機械工学を学んだそうです。
石井健雄さんは子供の頃初めてヨーデルを聞いたときからヨーデルの虜になり、15歳頃から自分でも歌ってみるようになったとか。
NARUHEYもちょっと試してみようかな。
ヨーレローレロヒホー
ヨヒドゥディ ヤホホー
ヨーレローレロヒホヤ
ラヒドゥディ ヨー
ってカタカナにしてもめちゃくちゃ難しいですね・・・。
これだけ歌う間に舌を3回くらい噛んでしまいそうです。
というか、全然歌えてない。
では、石井健雄さんのヨーデルを聴いて練習してみましょう。
いや〜
ますます、無理ですね。
ビートルズではなくフランツル・ラング
ヨーデルって、日本人にはあまり馴染みがない音楽ですよね。
NARUHEYもアルプスの少女ハイジの歌に出てくるのを知ってたくらいです。
まだ子供だった石井健雄さんはなんで興味を持ったんですかね〜?
気になります。
石井健雄さんも初めてヨーデルを聞いた時は日本人が歌えるとは思わなかったそうです。
でもアメリカのカウボーイがヨーデルを歌っているレコード見つけてきて、それを聞きながら練習を繰り返したそう。
なんでも反復練習が大切ですね。
イチローも毎晩素振りの練習をしてたって何かのインタビューで言ってたしなぁ
どんな分野であれ、何かを成し遂げるには日々の練習が欠かせないんですね〜
勉強になります。
さて、ヨーデルにハマっていった石井健雄少年は、ヨーデル歌手が着る革の半ズボンにシャツやサスペンダーにハイソックスといったドイツの民族衣装も自分で作ったんだとか。
石井健雄さんは何かにハマると徹底的に追求するタイプですね。
って、偉そうにすみません。
当時は周りの友達のほとんどがビートルズに夢中になっていたのに、石井健雄さんはヨーデルの繊細さの虜になっていてビートルズには目を向けず、ヨーデルを取り扱う輸入レコード店に通っていたそうです。
特にフランツル・ラングのヨーデルにはまり、彼のレコードから独学でヨーデルを学んでいったとか。
石井健雄さんヨーロッパに渡る
そして26歳の時に転機が訪れます。
それまで、ヨーデルを独学で勉強していたけれど、どうしてもヨーデルの本場に行ってみたいという思いが強くなりついにドイツに行く事を決心しました。
その頃は父親の工場で働いていたのでドイツで機械の勉強をしたいと両親には話したそうです。
でも、その時に母親は自分がドイツに行く本当の理由に気がついていたと思うと石井武男さんは後に語っています。
母親は偉大です。
子供のことはなんでも分かってます。
息子のエロ本の隠し場所も知ってます。
多分。
ドイツに渡った石井健雄さんはバイエルンに半年間滞在した後にスイスのチューリッヒに移ります。
そしてチューリッヒにある観光客でにぎわうレストランでヨーデルを歌うと、そのレストランですぐに雇ってもらうことができたんだとか。
見事に就活成功。
学生のみなさんは、石井健雄さんの行動力を見習いましょう。
スイスで7年間ヨーデル歌手として活動していたそうですが、ヨーデル界の超大物であるマリア・ヘルヴィヒに出会いドイツに行くことを決意。
そして、マリア・ヘルヴィヒと一緒にテレビ番組に出演して以来日本人ヨーデル歌手、石井健雄さんの存在がドイツで知れ渡るようになりました。
一つの出会いが人生を変える転機になるんですね〜
あなたにも素敵な出会いがありますように♪
その後も様々なドイツのラジオやテレビに出演し、ドイツで一番有名な日本人と言われるようになったそうです。
ドイツ人の奥さんとの間に4人の息子
石井武男さんは1985年に結婚してますね。
奥さんはドイツ人の方です。
当時ドイツのレストランで専属歌手としてヨーデルを歌っていた時に、後に結婚するヘンリエッテさんと出会ったそうです。

参照:http://www.tv-asahi.co.jp/chikyukazoku_2003/contents/program/057/
ヨーデル歌手という。不安定な職業のため結婚当初は将来に不安もあったそうですが、4人の息子さんも産まれ幸せな結婚生活を送っているそうです。
現在は4人の息子さんがいるそうですが実はすでに他界した娘さんが一人いるそうです。
テレビ東京の「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」ではその最愛の娘の突然の死という出来事についても語られています。
なぜ日本人がヨーデル歌手としてドイツで成功できたの?
なぜ石井健雄さんはドイツで一番有名な日本人と言われるくらい成功できたのでしょう?
それは、単に日本人で珍しかったからというわけわけではなく、純粋にヨーデル歌手としての実力が認められたからなんですね。
その証拠に、石井健雄さんはドイツの音楽功労者に送られるヘルマンレンス・メダルも受賞しています。
ルマンレンス・メダルは日本でいう文化勲章ですかね。
一見、石井健雄さんはドイツで順調にヨーデル歌手としてのキャリアを積んでいったように見えますが、やはり外国人としてドイツの民謡音楽を歌う難しさは常にあるようです。
石井健雄さんは、「残念ながら異国の動物を見るような目で私を見る人もいる。」「きっと国のプライドに関係があるのだろう。私は成功してきたが、それでもガラスの天井ともいえる壁がある」と語っています。
はたから見ると順調そうに見えますが、人には言えない苦労も沢山してきたんでしょうね〜
そういった外国人が現地の民謡音楽を歌う難しさを乗り越え、なぜ石井健雄さんはヨーデル歌手としてドイツで成功することができたのでしょうか?
もちろん純粋に才能や実力があったことが大きいと思いますが、石井健雄さんの先を読む力や柔軟性も成功の要因なのではないでしょうか。
というのも、石井健雄さんはヨーデルの伝統を大切にする一方で、他の音楽にも興味を持ちいろいろと挑戦しているんですね。
例えば若者の間で流行っているラップなどの流行音楽にヨーデルをミックスしたような曲も発表しているそうです
そして彼のそういったた曲はこんなところでも使われています。
そして、こんな感じでリミックスされたりもしてます。
まとめ
ヨーデルはアルプス少女ハイジの歌でちょっと出てくる事くらいしか知りませんでしたが、そんなドイツの民謡音楽を歌う石井健雄さん、これからの活躍も期待しましょう。
ヨーレローレロヒホー
ヨヒドゥディ ヤホホー
やっぱり無理だ〜
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